藤堂語録

  • 心得編
  • お悩み相談編

今日からできる「輝く女性」の心得。迷った時には、思い出して。

藤堂語録

自分に科す。

4年前に帝国ホテルで2400人集まったパーティの
記録映像を時々見返して、震い立たせたり、感動と感謝の心を
改めたりすることがあります。
それにしても最近の映像は、色も鮮明で大きいから、見返すたびに
自分の映像が気になる点が増える増える!!
それのせいではないけれども、半年で7kg体重を落とすダイエットをやったの。
3カ月目に4kg落ちたころから、身体が軽くて気持ちいいこと!
着物のシルエットも少し変化してきたと思います。
1カ月ぶりにマッサージを頼んだら、68歳の私にもウエストがあるって褒められちゃった(笑)
目標は、残り3kg体重を落として、理想の53kgにすること。
もちろん、有言実行。達成しましたよ!
今回は6月に行った、カンヌ映画祭の
レッドカーペットも大きかったかしら。(笑)
出来る出来ないは自分次第。
「明日からやろう!」ってことは
「今日はやらない!」って決めたも同然なんだから!
幾つになっても、目標とやる気が重要なんよ!

藤堂語録

男も女も見栄を張れ

明日のコメがなくて…という人は減ったかもしれないけれど、
小さくまとまっているような人が増えたのかもね。
お金がなくても背中を丸めずに、背筋と見栄は張ってほしい。
見栄が無くなったら、男も女も終わりよ。
お金がなくてもいいから、上手に遊んで欲しい。
本音を語りつつ、見栄を張るところは堂々と張る。
ここぞという時に張らないかん、大切な見栄ってのもあるけんね。

藤堂語録

点と点を繋ぐ

人間って悲しいかな男も女も、みんな大きな社会の一つの点。
その点がずっと広がって結ばれて、丸くなって端と端とをつなげる。
その円を増やしていける人はなかなかいないもの。
昔はね、アルバイトや定職についてない若者にも
“あんた達は将来性がある”って年寄り集が
若い者にチャンスを与えて引き上げる。
引き上げられた者は、頑張って努力して出世していく。
そうやって若い人たちを可愛がってきたから今日があると。
今は、そういう面でのハングリー精神や繋がりが薄いわね。

藤堂語録

余韻を残せる大人になる

私たちの仕事はしゃべってなんぼの世界。
そこで一番大切なのは“心”なの。
お客様を笑顔にしたいとか、楽しませたいとか
そういうことを忘れたらいかん。
魅力的な男性って、接客する店の女の子にも
「君がいると楽しいね」とか「将来性があるね」とか さりげない褒め言葉を投げかけることが出来るんよ。
そしてそげん人は偉くなる。

私だって「あいかわらず、可愛いねえ」
なんていって褒めてもらえると、
よし!頑張ろう!という気分になれるものよ。
男性も女性も余韻を残せる人間にならんとね。

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噂は立つうちが花

「出る杭は打たれる」というけれど、
出過ぎればいい。 自信がない人、力のない人ほど吠えるもの。
そして、そういう人ほど何の根拠もなく
「だれかが言った話」を鵜呑みにする。
よくない噂ほど独り歩きするから。
自分で吐いた言葉に責任もたなくちゃいかんというのが分かるのはずっと先。
でもね、噂が切れた時人気商売終わるときやけん。
“噂は立つうちが花”と思ってめげずにがんばりんしゃい!

藤堂語録

モノ言い、の不思議

物の言い方ってホントに不思議。
「あんた、ばかやねぇ。」って博多弁で言われると、
「あんたに言われたくない!」って腹が立つときと、
「あら、ほんと。そうだった!」
と気がついて気持ちよく受け止められるときもある。
相手との関係性もあるけれど、
大抵、自分に余裕や自信があるときは
どんなこと言われても素直に聞けるもの。

だけど、発言者が注意せないかんことは、
”あ、顔色が変わったな”と感じたとき。

「ごめんね、ちょっと物の言い方が悪かったみたい」
というフォローが出来るかどうかが、とっても大事。
相手への思いやりが前提じゃないと気がつかないからそこは注意して。

仕事柄というのもあるけど、
いくつになっても言葉・モノの言い方については敏感でいたいものです。

藤堂語録

藤堂語録を更新。テーマは“時代とチャーミングに付き合う”。

「働く女性の指南書」のコーナー「藤堂語録編」を更新しました。
タイトルは“時代とチャーミングに付き合う”です。
http://www.tohdo-hakata.jp/words

藤堂語録

時代とチャーミングに付き合う

昔は本からいろいろな情報を収集してお客さんに伝えてたわね。
なぜって、私自身が本を読むのは大好き。
なんやけど、説明書は好かん。。
だから、詳しい人に。
“ちょっとこれ教えちゃらん?”って聞くの。笑。
それだけで立派なコミュニケーションになるやない?
でも、今は調べようと思ったら
スマートフォンやパソコンがあるから、簡単よね。
年齢を重ねても新しいものを‟難しい“とか“わからん”ばかり言って
毛嫌いせず、こちらが変わっていかなくちゃって部分もある。
時代の変化とはチャーミングに付き合っていかないとね。

藤堂語録

光る眼

女性として言えば、清潔感のない人は嫌われる。
人の悪口を言う人もね、それも得意気に。
従業員面接のときでも、以前いた店の悪口を言う子がいるけれど、
よその店の悪口を聞いて喜ぶほど私も馬鹿じゃないわよ。
そんな子は、うちの店のことやお客さんのことまで
よそで悪く言うんじゃないかと思うから。
おしゃべりが悪いというわけではなく、楽しいことを喋ったりするのはいいとよ。
リップサービスでタクシーの運転手さんとかは色々な話をしてくれるでしょ
「有名人の○○を乗せたんですよ」とか。
それは逆に自分も見られている、聞かれているということ。
タクシーの運転手さんとか仕入れの業者さんとかが 相手の時。
そういう人たちがお店の本当の姿を目の当たりにしているということ。
なるだけ人に嫌われないようにするには、私自身も襟を正しておかないと。

藤堂語録

間の取り方。

三ツ星とかどこどこの何が美味しいだとか、最近特に凄いでしょ。
でも、単なる“流行の店”ではなく、
“通いたくなる店”になるのはとっても大変。
素材や味で勝負なのはもちろんだけど、ちらっと人の心を掴めるかが重要。
私の好きな天ぷら屋があるんだけど“間”がいいのよ。
待たせないように、早過ぎないように絶妙のタイミングで出してくる。
そこが職人ワザよね。
タイミング良くきちきちっと出てきたら箸を置く間がない。
つい食べ過ぎるんだけど、
満腹度だけじゃなくて満足度が高い。
人間も同じ。
随分昔だけど、徳川夢声の書いた「間の取り方」
というしゃベり方の本があった。
この本は、人間としての間の取り方を上手に書いてあるのよ。
とても勉強になるの。
「間」が邪魔の「魔」にならないようにスマートに掴みたいものですね。
ちなみに、その本、誰かに貸したままだわ。

藤堂語録

若い人と交流する

「今の若い人と何話していいかわからない」って
私たちの年代の人は言うようだけど、
若い人も、年上の人と何話していいかわからないって思ってる。
そこは私たち爺婆が勉強だと思う。
今、何がはやってんだろうとか。
何を話題にしてるんだろう、若い人はって。
幸い私は、店の中に十代の子もいるから。
それは何?とか聞けるから、ありがたいよね。

藤堂語録

先に謝る、先に言えば勝つ

若い頃心がけてたのは、横着で生意気で気が強かったけど、
人に文句を言われたり、人から注意を受けたりした時は
カチンとくるんだけどオープンマインドで聞いてた。

何で?どうして?私が悪くないじゃないって。
そんな時「先に謝るんだよ、先に言えば勝つんだよ」って言われた。
人の話を素直に聞けるように。特に同性ね。
年取っても人が集まってくる人にならなきゃ。



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